TECHNOLOGY

悩むぐらいなら、直感で選ぶ。ウェブ開発言語選び

ウェブサービスのプログラミング言語を決めるのに時間をかけてはいけない。

作りたいサービスが決まっているならまだしも、特に作りたいものはないけどプログラミング言語を学びたいと思っているなら、

さっさと言語を決めてプログラミングを学んでいくべき

本来の悩むべき場所はプログラミングを学ぶ過程の中だ。

「案件が多い言語」「将来的に人気が出そう」「今、急上昇中の言語」

などに惑わされてはいけない。

なぜなら、自分に合った言語というのは存在しないからだ。

そんな理由で選ぶくらいなら、

「有名サービスが使っている言語」「覚えやすい」「書きやすい」

とかで選んだ方がよっぽどマシである。

どの言語でもきちんと学ぶことができれば、結果としてうまくいくと考えるべき。

各プログラミング言語の特徴をつかんで、もし悩んだら直感で選んでみてはいかがだろうか

今回の内容

ウェブ系プログラミング言語

ウェブ開発を行うときに必要なプログラミング言語。

いわゆるサービスの裏側の処理をするためにある。

それぞれの特徴を順に見ていく。

PHP

THE・定番

HTMLの中に埋め込むことができ、すぐに動かすことができる。

利用者が多いのでウェブ上に情報がたくさんある。

ほとんどのレンタルサーバーに入っているので初心者にオススメ。

採用している代表サイトはFacebook、Yahoo、Wikipedia、WordPressなど。

Ruby

日本生まれの言語。

phpと負けず劣らず人気が高い。

その人気の秘訣は「Ruby on Rails」というフレームワークがあるため。

フレームワークとは簡単に言うと、開発をラクにするために用意されている機能群のこと。

開発スピードが速くなるため、成長が早い企業が採用することが多い。

採用している代表サイトはTwitter、クックパッド、Huluなど。

Python

ウェブ開発だけでなく、自動データ処理やデスクトップアプリも作れる。

また、機械学習やディープラーニングを使ったAIの開発も可能。

この言語はなんと、あのGoogleが採用している。

他にはInstagram、YouTube、Pinterestなどが採用している。

Java

昔からある言語で実行速度が速く、汎用的な言語。

小規模から大規模なシステムに使われるため、利用される範囲が広い。

OSに依存しないというメリットもある。

採用している代表サイトはEvernote、Twitter、楽天など。

オススメはどの言語?

僕ならphpかRubyをオススメする。

プログラミング言語を学び始めると、理解できない場面や書き方などに悩む時が出てくる。

そんな時、phpやRubyだと解決してくれる情報を見つけやすい。

単純に利用者が多いので、その分ネットに情報があるからだ。

さらにphpを選んだ場合、環境構築がめちゃくちゃラクにできる

その方法は以下の記事を参考してほしい。

簡単、便利。MAMPで開発環境を整える

ウェブサービスを作るには開発環境を整える必要がある。 いきなり作ったものをぶっつけ本番でアップロードする人はさすがにいないだろう。 「自分がデザインしたサイ...

でも、実際何でもいい

「あの企業が採用しているからやってみよう」とか「わかりやすそう」とか何でもいいからとにかく始めてみるのがオススメ。

それでも心配なら、各言語を詳しく紹介したサイトなどで実際のコードを見てみて判断するのもいいのではないだろうか。

「わかりやすそうだな」「できそうかも」と思った言語でまずやってみて、「何か違うな」と思ったら変えたらいいだけのことだ。

それにプログラミングの内容自体は言語ごとに全く違ってるわけでもないので、一つの言語を覚えたら他の言語でも似たようなことを書くことが多い。

なので、経験を積む意味でとりあえず始めてみるのは無駄ではない。

とりあえず始めてみよう

言語選びにウダウダ考えて悩んでいるうちに時間は過ぎる。

その時間は、はっきり言って無駄な時間だ。

直感で決めてとりあえず始めてみる

しかし、「自分の言語はこれ!」と決めつけないのも大切。

やっていくうちにわかってくることも当然あるのだから、最初から深く考えずに直感を信じてやってみてはいかがだろうか。