「ウェブサービスを作るなんて自分には難しいだろうな」
とあなたは思っているかもしれない。
しかし、それは思い込みに過ぎない。
今回紹介する方法を見れば、自分でもできることに気づく。
技術的なことは一切書いておらず、概要だけをシンプルに書いた。
必要なことだけをサクッと理解して、さっと作り始めてみよう。
今回の内容
ウェブサービス開発に必要なもの
- フロントエンド側
- サーバーサイド側
- サーバー
フロントエンド側
ユーザーが見る部分(表側)のこと。
必要な言語
- html
- css
- JavaScript
サーバーサイド側
ユーザーのリクエストに応じて処理をする部分(裏側)のこと。
必要な言語(1つ)
- Ruby
- php
- Python
- Java など
また、データベースを操作するためにSQLという言語が必要。
サーバー
ユーザーのリクエストしたURLによって対応するページを返す役目を担う。
さらに中にはApache、NginxといったWebサーバーがある。
サーバーによってはWebサーバーを自分でインストールして設定することができる。
しかし、あらかじめ組み込まれているレンタルサーバーを使えばいいのであまり意識する必要はない。
それにしても必要なものが多い
必要なのはhtml、css、JavaScript、SQL、それにサーバーサイドの言語どれか1つ。
初心者にとって、多いと感じるのも無理はない。
しかし、htmlやcssはシンプルな構造なので覚えるのは問題ないだろう。
このブログでもhtmlやcssの基本を紹介しているので以下の記事を参考までに。

【超シンプル解説】HTMLの基本
HTMLはウェブサイトの土台を作るのに欠かせない言語である。 初心者がウェブサイトを作る勉強をする際に必ず通る道だ。 ぶっちゃけ、HTMLは全然難しくない。 難解...

【超シンプル解説】CSSの基本
cssはウェブサイトを鮮やかにしてくれる言語。 htmlが大体できるようになったらセットでcssを覚える。 cssもhtmlと同じで全く難しくない。 htmlに対してcssを適用...
JavaScriptは使わなくてもぶっちゃけ問題ない。
使わなくても作ることができるので、完成してから使うか考えても遅くない。
SQLはデータベースを操作するために必要。
しかし、SQLは簡単な英語の組み合わせなのでそこまで難易度は高くない。
ものすごくレベルの高いウェブサービスを作るのなら話は別だが。
問題はサーバーサイド側だ。
色々なプログラミング言語があるのでどれを選択していいか悩むかもしれないが、以下の記事で各プログラミング言語の特徴をまとめたので参考までに。

悩むぐらいなら、直感で選ぶ。ウェブ開発言語選び
ウェブサービスのプログラミング言語を決めるのに時間をかけてはいけない。 作りたいサービスが決まっているならまだしも、特に作りたいものはないけどプログラミング言...
ウェブサービス開発の流れ
- アイデア
- フレームワーク作成
- 開発環境を整える
- コーディング
- プログラミング
- 公開
上記のような流れで開発をしていくが、この順番を守る必要はない。
やり方は人それぞれだ。
アイデア
ここで全てが決まると言っても過言ではない。
ウェブサービスを作るのに非常に重要なフェーズ。
決まらない人は僕が思いついたアイデアでも良ければどうぞ。
- 自撮り専門SNS
- マイナーなアーティストのファンが集まり意見交換できるサイト
- 素人が書いた小説を投稿できるサイト
フレームワーク作成
実現したいアイデアが決まったらどんな画面構成にするかを考える。
A4の紙でもいいし、何でもいいので図にしてイメージを書き留めておく。
開発環境を整える
開発環境を構築するのは初心者にとって最初の壁である。
ここで諦めてしまうパターンが多くあるが、ご心配なく。
「MAMP」という最強の無料ツールがある。
以下の記事で開発環境を簡単に構築できる方法をまとめてあるので、参考までに。

簡単、便利。MAMPで開発環境を整える
ウェブサービスを作るには開発環境を整える必要がある。 いきなり作ったものをぶっつけ本番でアップロードする人はさすがにいないだろう。 「自分がデザインしたサイ...
コーディング
開発環境ができたらフロントエンド側を作っていく。
自分が考えたレイアウトになるようにコーディングする。
またコーディングしながらプログラミングをやってもいい。
順番は何でもいいのだ。
プログラミング
受け取ったデータを処理してデータベースに保存したり、エラー処理をする。
ユーザーがどのような操作をするかを色々と考えながら、それに合った動作・処理をプログラミングする。
公開
全て終わったらサーバーにファイルをアップロードして公開。
早速、作ったことを友だちなどに知らせるのもいいかもしれない。
公開したら運営する
公開すると誰かが必ず使ってくれる。
使ってくれた人数に関係なく、その喜びは計り知れない。
あなたが作ったウェブサービスは日本中、世界中の人が使えるのだ。
さらに機能を追加したりすることでサイトの使いやすさを高めることでユーザーが増えるかもしれない。
ユーザーが増えたら広告を貼って収益化することも可能だ。
完璧なものを作ろうとすると一生作れない
ありがちだが、「あれもこれも」と機能を追加しようとすると一生サービスをリリースできない。
まずは最低限必要な機能だけをサクッと作って出してみる。
それでユーザーからの反応を見たりして機能を追加していけばいい。
最初から完璧なものはないのだから、出すのを恐れずにいることはない。