TECHNOLOGY

【Mac向け】MAMPでバーチャルホストを設定する方法

今回はMAMPでバーチャルホストを設定する方法を紹介する。

「MAMPってなに?」という人は下記の記事を参考してほしい。

簡単、便利。MAMPで開発環境を整える

ウェブサービスを作るには開発環境を整える必要がある。 いきなり作ったものをぶっつけ本番でアップロードする人はさすがにいないだろう。 「自分がデザインしたサイ...

今回の内容

バーチャルホストとは

1つのサーバーで複数のドメインを運用する技術のこと。

この技術を使うことによって、より本番に近い環境で開発を進めることができる。

便利な理由

結論から言うと、本番と同じURLでアクセスできるようになる

例えば、作成したいサイトが下記の2つあるとする。

  • https://test-1.com
  • https://test-2.com

このサイトに対してバーチャルホストを設定しないと、開発時にアクセスするURLが下記のようになる。

  • https://localhost/test-1.com/
  • https://localhost/test-2.com/

上記はバーチャルホストを設定していないため、単にフォルダを分けてサイト管理をしなければならない

何より作るサイト全てのURLにlocalhostと必ず入るのは美しくない。

これでもいいという人もいるかもしれないが、本番とはディレクトリ構造が微妙に違ってくるし、サイトを作れば作るほど管理が複雑になるため、効率的とは言えない。

しかし、バーチャルホスト設定をすればフォルダはそのままでアクセスするURLも本番と同じようにできる

開発環境は本番に近ければ近いほどいいので設定をオススメする。

設定方法

今回は例として、上記で挙げたhttps://test-1.comというURLでアクセスできるように設定する

このURLは人によって違うので、適宣変えて実行してもらいたい。

設定項目

  • MAMP側の設定
  • Mac側の設定

MAMP側の設定

1./Applications/MAMP/htdocs内にtest-1フォルダを作成する

2. /Application/MAMP/conf/apache内のhttpsd.confをエディタで開く

3.# Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpsd-vhosts.confと書いてある行を探し、先頭の#を削除する

4./Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpsd-vhosts.confをエディタで開く

5.下記の設定をファイルの一番下に書く

<VirtualHost *:80>
    DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs"
    ServerName localhost
    ErrorLog "/Applications/MAMP/logs/apache_error.log"
</VirtualHost>

<VirtualHost *:80>
    DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs/test-1"
    ServerName test-1.com
    ErrorLog "/Applications/MAMP/logs/test-1_error.log"
</VirtualHost>

<VirtualHost>...</VirtualHost>の中に書いた内容がバーチャルホストとして適用される。

ServerNameに書いた名前がURLになるので上記の場合はhttps://test-1.comとなる。

DocumentRootはhttps://test-1.comにアクセスされた場合に最初にサーバーが見に行くフォルダのこと。ここにサイトに関するデータを入れておく。

ErrorLogは文字通りエラーログを吐き出す場所。ファイル名は何でも構わない。

このような感じでサイトが増えるたびにバーチャルホストを書き足していけばサイト管理が楽になる。

ちなみにバーチャルホストがなぜ2つ書いてあるかというと、上記1つ目のバーチャルホストはデフォルトの設定で、書いておくことによりバーチャルホストを設定していなかった場合と同じくhttps://localhostとアクセスできるようにするため。

6.MAMPの再起動

Mac側の設定

Macにはhotstファイルというのがあり、そこに追記することでバーチャルホストの設定が完了する。

1.MacのFinderから/private/etcに移動し、hostsファイルを開く

2.127.0.0.1 test-1.comと追記する

以上で完了。

※hostファイルが編集できない場合
etcフォルダの「情報を見る」を選択して、「共有とアクセス権」に自分を追加すれば権限が付与されるので編集が可能になる。

より本番に近い環境で開発

バーチャルホストを使えば複数のサイトを楽に管理できる。

本番とほぼ同じ環境になるので、イメージがしやすいしスムーズに移行できるメリットがある。

ぜひ、有効に活用してほしい。